「恐れ」から生まれるプロセス
私たち「個人」は、安心を得るため、幸せを勝ち取るため、物事を得る(体験する)ために、
○○をしなければ・・・
□□という思考をしなければ・・・
△△という感情を維持しなくては・・・
●●の観念を浄化しなくては・・・
◎◎という行動をしなくては・・・
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一つひとつ条件をクリアして、自分の行動や内面を完全な状態にしなければうまくいかないと信じているかもしれませんが、そう信じている(自分で知らずに意図している)から、現実世界もそうなっているに過ぎません。
”意識”という全体が、部分(スクリーンに映し出されている「私」個人)と同一化しているとそうなります。
”私は広い宇宙の中にポツンと存在している一人の人間である”という認識だと、当然条件をクリアし、少しずつステップアップしながら成長(レベルアップ)しなければいけません。ですから、世の中には「個人」の成長を促す知識やテクニック、メソッド、学問が無数に存在します。知識を教える方も、学ぶ方も、どちらもエゴ(個人・部分)と同一化しているので、分かっている自分と分かっていない相手、分かっていない自分と分かっている相手を創造し、教える⇔学ぶという世界をも知らぬ間に創造し続けています。
エゴ(個人・部分)は、世界と「分離」しており、「不足」が大前提の世界に”生きて”いるので、行動や思考がすべて「恐れ」から現れます。
「恐れを取り除きましょう」なんて言われたところで、エゴと同一化している限り恐れは無くなりません。どんなメソッドやテクニックを使っても一瞬の(喜び・安らぎ・ハイテンション・ポジティブ思考)は現れるかもしれませんが、その逆の状態を少しでも体験すれば、また一瞬のポジティブな状態を求めて、条件を満たすための自己コントロール(テクニックやメソッドの実践)が始まります。
でも、(部分)ではなく(全体)としての、”本当の自分”(意識・神)を思い出せば、すべて解決してしまうんです。
「不足」「分離」が消え、「自己コントロール」「やるべきこと」「余計なプロセス」が自然と消失します。実際には最初から無かったんです。すべてが”意識”というスクリーン上に映し出されていたストーリーであり、知らぬ間に意図しないストーリーを創造していたということに気づくでしょう。
”現実”として「私」に見えているもの・体験しているもののすべてが、スクリーンに映し出された「結果」です。私たち「個人」はいつでも「結果」の世界に”生きて”います。「結果」の世界の中で「原因」「条件」を探そうとするから、[余計な条件やプロセス]を「結果」として映し出し、私たち「個人」は混乱することになるのです。
”意識”(プロジェクター・スクリーン・観察/体験者)が、エゴをまとった「偽りの私」を通して世界の中で生きるという体験をしています。そのことへの気づきを絶やさないようにしてください。
今、この瞬間、何が起きているのかということを、ただ観てください。「私」の思考や感情を観てください。自分をスクリーンとみなし、その中に(私・他人・世界)がいる(映っている)ことを観てください。
●思考・感情について
●思考や感情に左右されずに淡々と意図する
その視点が”意識”の視点です。「問題」も「恐れ」も「不足」も「条件」も最初から無かったことに気づくと思います。
「恐れ」から生まれるプロセス でした。
●人間ゲーム設定変更メソッド
●Twitter (eric358game)
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